なぜクラシック音楽を学ぶのか
なぜ日本人である私達が西洋のクラシック音楽を学ぶのでしょうか。「教養」の一言ではあまりに漠然としています。
大事なのはクラシック音楽を学ぶことによって、行ったことのない、言語も全く知らない国の人々の感情や文化や価値観を直接知ることができるということです。時代も国も違う人々が、どのようなことに美しさを感じたり、どんなことで気持ちが昂るのかということを、他のどの芸術よりも深く理解できるのが音楽です。
幼いうちから様々な国や時代の感情や価値観を知ることで、子どもの豊かな創造性や感性の発達に大きく役立ちます。またできなかったことができるようになりより自己表現ができるようになる喜びは、自己肯定感を育み、自信を持つことに繋がります。